看護師求人 失敗

看護師を経験したからこそ

私は昨年9月いっぱいで、看護師の仕事をやめました。
理由は、いろいろありましたが、一番大きい理由は、「結婚をしたから」でした。

 

新卒で総合病院に就職し、その後さまざまな病院・診療科にて勤務をしてきました。
日々看護業務に従事する中で、仕事をすればするほど心配になることがありました。それは、
「今はまだ健在な祖父母が、もし突然倒れたとしたら。誰が看護できるのだろう」という点でした。

 

私の祖父母は、二人とも80代を超えていますが、ほとんど病気らしいものもせず、元気に田舎で二人暮らしをしています。
しかし、この仕事を続けていると、「いつ、突然に、なにがあるかわからない」という現実をたくさん目の当りにしました。
昨日元気だからといって、今日も元気とは限らない。明日、もし倒れたら。
そういつしか考えるようになりました。

 

そんな中、私に奇跡的に彼氏ができ、とんとん拍子で結婚話が持ち上がりました。
彼の両親も今は大変お元気ですが、お父さんは持病の合併症で前年入院したことがあるとのことでした。
彼の仕事は何かあった場合、すぐに駆けつけることができない仕事であり、彼の兄弟やほかのお嫁さんも、
みなさんお仕事をお持ちで、すぐには調節の付きにくい職業ばかりでした。そのため、
「誰か一人、家にいたほうが、家族全体の安心につながるのではないか」
と思いました。

 

幸いなことに、今まで看護師として働いていく中でためたお金と、彼の今までの貯金で、結婚費用はすべて賄うことができました。
絶対に共働きでないと生活がたちゆかない、ということもなかったため、仕事を辞めて結婚して以降、正社員としては働かず、
時折看護の派遣バイトをする程度に抑えています。

 

私が仕事を辞めて家にいることで、私の祖父母・両親、そして彼のご両親にも「何かあっても安心だな」と言ってもらえるのがうれしいです。
特に彼のご両親は共働きについてあまりいい印象をお持ちでないらしく、「家に入ってくれてうれしい」とまで言っていただけました。
私自身、「もし何か起こっても、今までの経験を生かして、少しでも気持ちよく毎日を過ごせるよう援助したい」と思っています。
看護師という職についたからこそ、今、私は専業主婦という道を選びました。